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塾長きまぐれ日記

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利便性の剥奪、そして差別

 市民のために、と強調しても、底の朝さが見えることもある。
 ある税の振込用紙が届いたので、銀行で預金をおろし、コンビニで振込用紙を出して払おうとしたら、断られた。バーコードが貼っていないものは受け付けないと言われた。やむなく、銀行に戻り、窓口に20分並んで収めた。
 宇都宮市役所の担当部署に電話をかけて、理由を聞いた。すると、一定金額以上は、コンビニでは扱えない、という返事だった。

 分割納付ならコンビニで払えるのに、一括納付だと払えない。これは何を意味しているのか?
 市役所は、一括より分割で払え、と言っているのだろうか。
 まじめに納税しようとしている市民から、コンビニ払いという利便性を奪うのは、ペナルティを科しているのと同じだ。
 市民の利便性より、確実な納税を選んだということだ。

 確実な納税?一定金額以上はコンビニでは払えない。なぜだ?
 調べると、100万円までは扱っているコンビニもあった。
 要するに、宇都宮市役所は、銀行は信用できるが、コンビニは信用できないと言っているのである。
 コンビニ協会の役員がいたら、抗議に行ってほしいと思う。