そのステージは、さまざまな解釈ができそうなものだった。
昔、華やかなスポットライトを浴びていた人たちのその後の姿をみるものであった。
数十年前と変わらない歌唱力に驚かされるものでもあった。
次々と繰り出される往年のヒット曲に、当時のことを思い出させるものでもあった。
デビュー当時のメンバーが欠けたり、入院の話がが多かったりして、、時代の流れを、出演者も観客も感じさせるものでもあった。
観客の平均年齢は、70歳以上だと思われた。
ステージは、チェリッシュの昭和の結婚式ソングの定番「てんとう虫のサンバ」から始まった。
「みずいろの手紙」を歌ったあべ静江は、「元祖お姫様女優」の面影を残していた。
フィンガーファイブは晃は同年代だが、非常に若々しかった。
青い三角定規の「飛び出せ青春」は、TVドラマに夢中になっていた時代を思い出させてくれた。
「雨」を熱唱した三善英史は、かつらぽかった(笑)。
82歳になる尾藤イサオは、「昔はロカビリー、今はリハビリ」と笑わせながら、圧倒的な声量で2曲歌った。
今回、個人的に最も感動したのは、ガロの「学生街の喫茶店」だった。声もダンディさも変わっていなかった。
リリーズは双子の妹さんが亡くなったと聞いて驚いた。
ZEROは「冬のソナタ」のテーマ曲と、橋幸夫とのコラボ曲「絆」を歌った。感動した。
桑江知子は「私のハートはストップモーション」、石井明美は「CHA‐CHA‐CHA」で盛り上げた。
最後は、フォーリーブスの2人がメドレーを熱唱した。長年、ファンだという妻は、興奮気味に、感想を述べていた。
企画した夢グループは、何が仕事になるか熟知していると思った。