※◎は最終合格、○は1次試験合格
□E・Hさん(女)
□平成22年度 ◎栃木県教員(第1希望中学校、第2希望小学校で受験)
◆1次試験
□1次試験対策は、専門教科と一般教科の国語以外の科目をすべて受講しました。直接講義を受けてから、テキストの問題を繰り返し解きました。テキストの量は予想以上に多いのですが、隅から隅まですべて解き、疑問に思った所は、次のその科目の講義までに付箋を貼って先生に質問し、納得できるまで類似問題を解きました。そして栃木県で出題された問題や、近隣の県で出題された問題をチェックしておき、どの教科も偏りがないように、定期的に問題を解きました。
□攻略法は、ぜひ直接講義を受けることです。大丈夫だと思っている科目こそ、意外な落とし穴があることに気づきましたし、先生の説明の中の大事なキーワードが記憶され、早く問題を解くことができました。恐らく自分で調べて解くという作業をしていたら、間に合わなかったと思います。
□気分転換は、1週間の中で1日勉強しない日を作ることです。何事も切り替えが大切かと思います。また、その日の為にここまでやろうという目標にもなりました。時間の可能な限り、図書館で勉強しました。特に専門教科の勉強は、専門書が活用できるのでおすすめします。私の利用した県南の図書館は、栃木の図書館の学習室が8時まで利用できましたし、町立図書館も静かで集中でき、否応なしに勉強する環境が作れました。
◆2次試験
□2次試験は、面接で聞かれそうな項目に自分の言葉でたくさん書き出し、UPAで練習しました。また面接が一番不安だったので、家族に自分が書いた紙から出題してもらい、スムーズに言える練習をしました。実際に言葉に出す練習をしておいた方が安心です。
□プレ授業は「突然髪の毛を染めてきた男子生徒への対応」でした。男性教官が本気で演技をされたので、圧倒されて思うように出来ませんでした。経験に勝るものはなく、臨時採用の方はいつも場面設定をしたり、先輩の先生の言動をメモしておくことをおすすめします。
◆メッセージ
□同じ勤務校の先生の紹介がなければ、UPAで学習しなければ、今ここで合格体験記を書いていません。何度か挑戦した方こそ、UPAをおすすめしたいです。自信をもって試験に臨み、合格への確信につなげてくれます。もうすぐ20代が終わりそうな私ですが、あきらめないで本当に良かったと思います。これから対策をされるみなさん、信じて頑張ってください。